ヒト

出生率低下の原因は(生物としての)

一般に先進国では(という言い方は「後進国」ないしは「発展途上国」の目指すところはここですよという押しつけがましいところがあり、嫌いなので「成熟国」とか「完熟国」とでもしたいところなのだが、あまり通用しないのでやはり「先進国」と書くのだが。…

ピアニストがすごく速く指を動かせるわけ

ピアノ演奏の映像などを見ていると、信じられないくらいの速さで指が動く。 自分で机をたたいてみると、指が絡まってしまう感じ。 だんだんぎこちなくなって、動かしにくくなっていく。 もちろん訓練のたまもののわけだが、なぜあんなに速く動かせるのだろう…

ストレス解消

ストレス解消というのは、要は違うタイプの他のストレスで前のストレスを紛らわせてしまうことかもしれない。 軽いストレスは、他のストレスで上書きできるのでは? スポーツにせよ、模型作りにせよ、読書にせよ、映画鑑賞にせよ、ストレス解消的なかなりの…

脳についての本を読むと自分が見える

脳に関する研究の記述や、本を読むのは楽しい。 脳一般について書いてあるのだけど、だんだん自分自身のことが理解できてくる。 自分が見えてくる。 でも、 ということは、 ふだんは「自分」という殻の中に入っているから自分しか見えず、「自分」という特殊…

子どもが苦いのを嫌う理由

子どもは全般に苦い味を嫌うようだ。 それにはどうやら理由があるらしい。 毒性のあるものは苦い味である確率が高い。 子どもは抵抗力がない。 自分の身を守るため、苦い味のものは排除しようとする。 子どもの味覚はもともとが敏感にできている。 抵抗力が…

冬の南半球で新型インフルエンザは1人から1.96人に感染

読売新聞2009.07.27夕刊より ユトレヒト大学(オランダ)の西浦博研究員らのニュージーランドでの調査で判明。 この数字をもとに試算すると、感染防止策などがない場合、大流行が終息するまでに人口の78.6%が感染するとしている。

臓器移植法の成立で気になったこと

もしかしたら、「人の死」と、臓器移植は別の話なのではないか、と。 臓器移植法が成立しました。 これ自体は大筋としては問題ないのだろうと思っています。 時代の趨勢とでもいうのでしょうか。 仕方がないのだろう、と。 ただ、根本の部分で釈然としない気…

ウワバミの食べた草は何だった?

こんな落語があります。うろ覚えですが。 そばをたくさん食べたい男がいる。 大会かなんかがあるんだっけ? 旅先で人を丸呑みにしたうわばみを見る。 うわばみ、食べすぎで苦しんでいる。 うわばみ、近くの草を食べる。 みるみる腹がへこんで楽そうになる。 …

人はなぜパニックに陥るのか?  (パニック)

突然予測外のできごとが発生すると人はパニックに陥り、何がなんやらわからなくなって、あらぬ行動を取ってしまいます。 なぜ、そんなことになるのだろうか、と考えてみました。 まず、人も生物であるからには、パニックに陥ること自体も生物的な仕組みであ…

ヘビに対する恐怖感      (恐怖、ヘビ)

多くの人がうすうすそうだろうと感じていたでしょう。 ヒトはかなりの割合でヘビに恐怖を感じます。 個人的にはヘビはべつだん怖くないですけど。 クモは苦手。 名古屋大学の川合伸幸准教授らのグループが(中略)一度もヘビを見たことのないニホンザル3頭を…

免疫獲得パーティー     (免疫、インフルエンザ)

ちょっと前の新聞記事で読んだ。 アメリカで新型インフルエンザの「免疫獲得パーティー」なるものが流行?しているらしい。 わざと病気に感染して免疫をつけようという集まりだとか。 さすがアメリカ。おもしろいことをするもんだなあ。 理にかなっているよ…

ストレスだってわるかない

ストレスがあるからこそ人は生きていける。 ストレスとは外的要因による刺激? ストレスがあるからこそ人生は楽しいのかもしれない なんのプレッシャーもない人生って、けっこう味気ないのでは? たとえば、たばこは科学的に見れば、何のプラスもない ただ、…

第六感

人は無意識のうちに、つねに情報を集めている。 なんらかの事象に対して、それら情報を整理しきらないうちに結論を下してしまったときが「直感」。 完全には分析できていないのでハズレの場合も発生するが、あとからじっくり分析してみると案外的外れではな…

葉酸

ビタミンB群の一種。 野菜(ホウレンソウ、ブロッコリー、枝豆など)やレバーに多く含まれる。 胎児の発育に重要で妊娠初期に重要。 動脈硬化予防効果も。 最近の説で葉酸不足はうつを誘発するという話もある。

自然の音に降圧効果

神戸新聞(共同通信社の配信記事か?)2008.12.05朝刊より米国シアトル大学看護部のジーン・タング助教授の報告によると、自然の音をリラックスした状態で聞くと血圧を下げる効果があるそうです。まあ、想像したような調査結果だろうと思います。この実験で…

顔と見える

金星と、木星と、月が並んで夜空に浮かんでいる写真が12月2日付の各新聞社の紙面を飾っていました。 そのうちのいくつかが、三者の並びを顔に見たてて「笑顔」と表現していました。 三日月が笑っている口元に見えたわけです。人間はどうやら、点が三つあれば…

サリドマイドふたたび

オゾンと聞けば、今なら「オゾン層」で、「保護しなければいけない」というイメージがまずやってきます。 でも、オゾンそのものは人体にとっては相当危険な有毒物質だそうです。 ずぅっと以前、コピー機がオゾンを発生していたという報道のあったとき、この…

左対右 きき手大研究

朝日新聞2008.08.14朝刊 読書面で見かけた。左対右きき手大研究 (DOJIN選書 18)八田 武志 by G-Tools

エピデミック/epidemic

伝染病などが急速に広がることを言うそうです。最近そういう題名の本が出ました。小説のようです。かつてカミュの「ペスト」に感動した体験を持つ者としてはちょっと気になる本です。多くの国にまたがり流行する場合はパンデミック(pandemic)、風土病レベ…