いきもの
最近読んだ新聞記事(どこの記事かは忘れた)。 カラス害を防ぐため、カラスの生態調査をした地域があった。 でも、カラスの行動は不規則で、結局参考にならなかったそうだ。 前に、鳥の群れの動きは波のように感じられると書いてみた。 でも、時間とかそう…
東京新聞2009.11.10朝刊 科学面「人には聞けない」のコーナー。 「肉や葉ばかり食べている動物は栄養が偏らないの?」という質問が来てました。 一瞬「ん?」と手が止まる面白い質問でした。 そう言われてみれば・・・? ちょっと考えたら、そういうふうに身…
セジロウンカに食べられたイネは、青葉アルデヒドと呼ばれる物質を大量に生産し、白葉枯病にかかりにくくなるという意外な効果があるとわかったそうです(神戸新聞・共同通信2009.11.05朝刊)。 生物と生物のつながりって、奥が深い・・・
そんなことはありえないでしょうけど、もしもプレーリードッグが外来種として繁殖し、それが原因でチャバネゴキブリ(べつにヤマトゴキブリでもなんでもいいけど)が絶滅の危機に瀕したら、日本人はどうするでしょう? なんとなくプレーリードッグの駆除には…
ある行為を繰り返していると、その質はだんだん劣化していく。 その行為をなすことに対する熱や、意識が薄れていく。 なぜだろう。 ほとんどの人がこれには該当すると思う。ということはヒト(生物)に普遍的なことなのだろう。 ということはそういうあり方…
細い筒の水面に浮いていて、取れそうにないエサを、カラスはどうやって取るか?
今サルの写真を見ていて不意に思い出した。 サルに噛まれたことを。 小学生の低学年の頃だったと思う。 近所の魚屋さんがサル(たぶんニホンザル)を飼っていた。 彼(ないしは彼女)はいつも店の前の止まり木に乗っかって、道ゆく人を睥睨していた。 子ども…
朝日新聞2009.07.12朝刊より サルが人と同じように目、鼻、口のバランスをみて顔を瞬時に識別していることが、京都大霊長類研究所の足立幾磨・特定助教らの研究で分かった。人はサルと約3千万年前に共通の祖先から分かれており、人は少なくともこの時点で他…
東京新聞2009.07.06朝刊より。 日比谷公園のカラスの中に「アロー」とフランス人のような発音であいさつする一羽がいるそうだ。 カラスには声帯に7種類の筋肉があり、5種類のオウムをも凌駕しているとか。 エサも豊富で、遊ぶ余裕があるからだろうと杉田昭栄…
野生のニホンザルによる農産物への被害の話はよく聞きます。 さまざまな対処法が考えられているのですが、「これ」といったものはないようです。 サルは頭がいいですから、たいがいは慣れてしまうのでしょう。 そこへ最近登場してきたのがヤギ(山羊)。 ど…
窓からぼんやり外を眺めていると都会とはいえどさまざまな鳥がたわむれている。 そして、いっときに見られる鳥はほとんど同じ種類の鳥ばかり。 それが時にしたがって変化していくのは、まるで波のようだ。 あるときは雀ばかりだったり、あるときは鴉ばかりだ…
生命が「こうありたい」と願うから かれらはそんな 姿となった。 そういうことも あるかもしれない。 自己デザインする生命―アリ塚から脳までの進化論Amazon bookmark with Amab.jp on 09.05.14長野 敬, 赤松 眞紀 青土社 (2009-02-24)Amazon.co.jp で詳細を…
そして神は、この世界を維持管理していく役目を抱くものとして、細菌を作りだした。
山口新聞2009.04.14 連載「むしの ぶちええ はなし」(角田正明さん文)によると アリはチョコレートが苦手 だそうです。 甘いものならなんでも好きだと思っていたのでびっくりでした。 記事によると どうやらチョコレートに含まれるカカオポリフェノールが…
春先に 「あっ、ウグイス」 と言われて見たら、 たいがいメジロだったりする。 イメージするウグイスの姿がメジロなのでしょう。 けっこうよくある話で。
ヘビとトカゲはどう区別するのでしょう? 読売新聞2009.03.12夕刊「ヘビのひみつ 第6回」松橋利光・著によると、足のないトカゲ「アシナシトカゲ」とヘビの区別方法は… ヘビにはまぶたがなく目は開いたままだが、トカゲにはまぶたがある。 トカゲには耳の穴…
変態といえば、話によると蝶なんかはサナギの中ではどろどろに溶けているのだとか? 切り開いて観察したことはないので、聞いただけですが。 そして、新たな肉体が再構成される。 すごいシステムですよねえ。 それにしても、と思うのです。 再構成された新た…
「ポケットモンスター」のせいで「進化」という語は子どもたちに妙なイメージで伝わっているかもしれません。 あれはむしろ「変態」ですよね? たぶん… それにしても進化とは惹かれやすそうな言葉ですが、じつのところ変化に過ぎないわけでしょう。 たまたま…
今年はダーウィン生誕200年、彼の「種の起源」発刊から150年という、なんとなく節目の年。 なぜ地球の生物には過剰なまでに多くの種類があるのか。 自然淘汰の最大のツールである「突然変異」という機構自体が重要なファクターとして「適者」となったからで…
新聞記事による。2009年02月05日共同通信系。 いわゆるタコの脚について。 イタリアのガルダランド水族館の調査。 8本のうち6本は腕で、2本が脚とのこと。 腕の6本は主にものをつかむたに使われている。 脚の2本は主に移動に使われているそうな。 欧州の20水…
西日本新聞2008.12.25夕刊より。福岡市動物園のチンパンジーは毎朝 白ネギを食べているそうです。なんでも風邪の予防にいいからとか。ネギの成分アリシンがいいのだとか。人間の風邪予防で聞いたことはありますが、 チンパンジーでも効いているそうです。や…
高知新聞(共同通信配信だと思う)2008.11.23朝刊よりニホンザルは普段は四足歩行ですが、目隠ししたら後ろ足で立ち、前足で障害物などをさぐりながら歩くそうです。 産業技術総合研究所認知行動科学研究グループの実験だそうです。人類が二足歩行になった理…
新潟日報(共同通信配信だと思う)2008.12.01朝刊より夜間の睡眠時に脳で分泌される「メラトニン」という物質が哺乳類に季節の情報を伝えるのだとか。 どんなことにでも仕組みがあるものですね。
ねぇ、知ってる? ナマケモノって、一週間に一回しかウンチしないんだって…。豆しばふうに言ってみました。京都新聞2008.12.07朝刊 連載「アニマルうんちく学」(藤原幸子著)によると、 ナマケモノは消化器官もとてもスローモーで、食べたものが出てくるま…
渡り鳥の季節。 餌付けしているおかげで、各地で身近に見ることができます。 でも、今年は少々状況が異なる。 鳥インフルエンザが怖くて、自粛すべきとの議論が。個人的にはもともと、餌付けにはあまり賛成できませんでした。 たしかに渡ってきてもらえるの…
佐渡トキ保護センターがトキの野生化をめざし、十羽放したとか。なんとなく気分が乗らない。必死の思いで飼育されていただろう方々の努力には頭が下がりますが。やっぱり純国産種はすでに滅びたあと、わざわざ他国からもらってのことだからか。 そこまでする…
朝日新聞2008.08.14朝刊 読書面で見かけた。絶滅危機動物図鑑 消えゆく野生動物たち林 良博 ランダムハウス講談社 2008-07-17売り上げランキング : 150384Amazonで詳しく見る by G-Tools
朝日新聞2008.09.03夕刊 米カリフォルニア工科大の発表。 ハエがハエたたきから逃れるための準備には0.2秒しかかからない。 逃れるための自動的な仕組みが神経系にあるらしい。 あまり、ハエたたきに失敗したことないんだけどなぁ?
あちこちの新聞読書面で紹介されていました。 よい本なのでしょうね。細胞の意思―〈自発性の源〉を見つめる (NHKブックス 1116)団 まりな日本放送出版協会 2008-07売り上げランキング : 29869Amazonで詳しく見るby G-Tools
べた記事だったのでうっかりすると気が付けなかったかもしれない。 幼稚園に通うことで知られていたモモイロペリカンのカッタくんが亡くなったらしい。 山口県宇部市の常盤公園は17日、近くの幼稚園に通う愛らしい姿で人気だった雄のペリカン「カッタ君」が…